新型コロナウイルス変異株流行により、2021年3月19日より日本帰国時の制限が厳しくなりました。
また、現地各国ではロックダウンが再開されたり、入国時に自主隔離が推奨されるなど、依然として海外旅行するには厳しい状況が続いています。
「海外旅行はいつから再開する?」「あの国へはいける?」日々状況が変わる中、たくさんの疑問があると思います。
この記事では、海外の現状や、今海外旅行に行くなら何が必要かを解説していますので、今後の旅行計画の参考にしてください。
ハワイ、タイ、台湾など、人気の高い国の今後の海外渡航の予想や現状もお伝えします。
※2021年3月24日現在の情報です。
詳しくは、外務省や各国のHP等を各自ご確認お願いいたします。
もくじ
海外渡航の現状・海外旅行はいつから行ける?
現在、日本からの入国を条件付き(PCR検査や証明書の提出、隔離など)で受け入れている国
エジプト、ケニア、ジャマイカ、タンザニア、トルコ、モルディブ、ハワイ、メキシコなど
現在、上記の国には旅行目的の入国が許可されています。
※日本人に人気の渡航先、アジアやグアムなどのリゾートはまだ規制が厳しいです。
レストランや観光地の規制なども徐々に緩和されている国もあり、各国のガイドラインに従いながら観光することが可能です。
いままでは人が多くてゆっくり観光することが出来なかった観光地も、納得いくまで写真を撮ったり、ベストな位置から見学したり、今だからこそゆっくり観光地を堪能できるメリットがあるでしょう。
しかし、新型コロナウイルス変異株流行により、2021年3月19日より日本帰国時の制限が厳しくなりました。
現在、日本へ帰国する前の72時間以内に現地でPCR検査を受け、「陰性」であることの検査証明書を取得しなければ日本に帰国することができないのです。
もし今、海外旅行に行くなら、ほとんどの場合で合計3回の検査が必要になります。
- 日本から出発する72時間以内(有料)
- 現地から日本に帰ってくる72時間以内(有料)
- 日本に帰ってきたとき(無料)
弊社では自宅で受けられる新型コロナウイルス検査キットが手配可能になりました。併せて陰性証明書の発行も可能です。
詳しくはこちらご覧ください→PCR検査キット手配について
日本に帰国したら14日間の待機が必要?
全ての国・地域から入国される全ての方は、出国前72時間以内の検査証明を取得することが求められています。
よって、日本に帰国する前に、現地での陰性証明取得が必要です。
また、日本に入国時にもPCR検査が実施され、検査結果が出るまで原則、空港内のスペース又は検疫所が指定した施設等で、待機が必要となっています。
その後、14日間の待機が必要です。
事前に申告した(帰国時に申告用の質問票が配布されます。)ご自宅又はやホテルにて待機が必要です。
待機場所へ移動する際、公共交通機関の利用はできないので、事前にご家族などによる送迎、レンタカーを手配するなどの移動手段の確保が必要です。
※新型コロナウイルス変異株流行国に滞在していた場合は、検疫所の指定する宿泊施設などで入国後3日間の待機が必要です。
3日目の検査で陰性と判定されたら、入国日を0日目と起算して、14日間までの残りの期間は自宅等で待機という流れになります。
下記の費用は国が負担してくれます。
- 空港到着時の検査費用
- 空港から施設への移動費
- 指定施設での 3日間の宿泊費用
- 指定施設に宿泊中の食事代(1日3食分)
※新型コロナウイルス変異株流行国
英国、南アフリカ、アイルランド、イスラエル、ブラジル、アラブ首長国連邦、イタリア、オーストリア、オランダ、スイス、スウェーデン、スロバキア、デンマーク、ドイツ、ナイジェリア、フランス、ベルギー、エストニア、チェコ、パキスタン、ハンガリー、ポーランド、ルクセンブルク、レバノン
海外から日本へ帰国する際に必要なものと手順
海外から日本へ帰国する際に必要なもの
①新型コロナウイルス「陰性」の検査証明書
2021年3月19日以降、海外から日本へ帰国する際に検査証明書を提示できない人は、日本への上陸が出来なくなりました。
現地での空港で搭乗前に検査証明書を所持していない場合、航空機への搭乗ができません。
日本へ帰国する前の72時間以内に現地でPCR検査を受け、「陰性」であることの検査証明書を取得しましょう。
検査証明書は所定のフォーマットがあり、厚生労働省のWebサイトからダウンロードできます。
②誓約書
日本へ帰国したら、検疫所へ「誓約書」の提出が必要です。
誓約書には、入国から14日間の誓約内容(主に下記)が書かれていて、住所(居所)や 空港から居所への交通手段、個人情報とともに記入します。
・LINEアプリまたはメールを活用して、健康状態の報告をすること。
・接触確認アプリと位置情報アプリを利用すること。
・保健所等における指示があった場合は、その指示に従うこと。
誓約書は厚生労働省のWebサイトからダウンロードできます。
③アプリのインストール
スマートフォンに下記のアプリをインストールし、設定、使用可能な状態にしておきます。
スマートフォンを持っていない人は空港で実費でレンタルしなければいけません。
・OSSMA(位置情報確認アプリ)
・Skype(ビデオ通話アプリ)
・GoogleMaps等(位置情報保存設定)
・COCOA(接触確認アプリ)
④質問票
検疫の際にメールアドレスや電話番号等の連絡先を確認されるので、日本国内で本人が使用できる連絡先を質問票に入力しておきます。
質問票はWebから回答して、QRコードまたはスクリーンショットを検疫時に提示します。
質問票は厚生労働省のWebサイトから入力できます。
日本へ帰国時の手順
1.現地でPCR検査陰性証明書を取得
2.日本へ帰国、入国
3.検査証明書の提出
4.新型コロナウイルス検査
検体採取ブースへ進みます※結果が出るまで待機
陰性の場合…自宅や事前に手配した滞在先で14日間の自主隔離
陽性の場合…医療機関・指定施設等で隔離
5.誓約書・質問票の提出、アプリ等の確認
6.14日間の自主隔離
※空港からの移動も含め、公共交通機関(電車、バス、タクシー、国内線など)利用できません。
キャンセル料はどうなるの?
必ず旅行のキャンセル規定を確認してから予約しましょう。
コロナウイルスの影響で、キャンセル料が発生する日を切ってからご自身の判断で旅行をキャンセルする場合、基本的に規定のキャンセル料が発生します。
キャンセル料が発生する日を切ってから旅行会社や航空会社の判断で旅行をキャンセルする場合、航空会社や現地ホテル、オプショナル催行会社の基準に従ってキャンセル料の返金が行われます。
- 飛行機自体が飛ばなくなったり、ホテルや観光地が閉館になり、航空会社やホテルなどから返金措置がされた場合、その分のキャンセル料が戻ってくることが一般的です。
- 外務省発出の感染症危険情報等に基づき、該当地域を目的地とするツアーの中止の場合は、キャンセル料が免除される場合があります。
- 出発の40日前まではキャンセル料がかからないツアーであれば、40日前までのキャンセルは自己判断であっても料金はかかりません。
ただ、予約の航空券の種類や、ホテルによってはキャンセル規定が変わる場合があるので、予約時に必ず確認しておきましょう。
海外旅行に行こう!キャンペーン
スカイクルートラベルでは年末年始を含めて12月以降出発のご旅行は出発の31日前までキャンセル料がかかりません!
※一部商品を除く。ご予約時にキャンセル規定をご確認ください。
※キャンペーン適応の予約期間は2021年3月1日~2021年11月30日、ご旅行の出発日は2021年12月1日~2022年5月31日です。
※キャンペーンは予告なく終了する場合がございます。
コロナウイルスに対応している旅行保険に加入しよう!
旅行保険によって、旅行のキャンセルに関連する「キャンセル保険」や「旅行変更費用の特約」などを設定しているものがあります。
ただし、外務省などから渡航中止勧告などが発令されていない状況下で、自ら判断してキャンセルした場合などは補償適応外になりますので、注意が必要です。
今行けるおすすめの海外旅行先ランキング
3位 ハワイ
ハネムーンや家族旅行にも人気のビーチリゾート、ハワイの入国条件が緩和!
事前の準備が必須ですが、ついに待ちわびたハワイに渡航できます!
密にならずリゾートホテルや自然を満喫できるハワイは、アフターコロナにおすすめの渡航先です。
何度もハワイに訪れたことがある方も、新しい楽しみ方を見つけることができるチャンスですね。
<※3月現在の現地情報>
ハワイ州の定める以下の条件に沿った陰性証明書を入国時に提示すれば10日間自己隔離の免除を受けることができます。
・日本を出発する72時間以内に新型コロナウイルス感染症の検査を受診
・ハワイ州保健局指定の医療機関※にて、厚生労働省認可のPCR検査含む核酸増幅検査(NAAT)を受診
・ハワイ州保健局が指定する陰性証明書の取得
日本帰国時にはハワイから日本へ出発する72時間以内の検査証明書の提出が必要です。
2位 エジプト・カイロ
一度は訪れたい歴史と浪漫の国、エジプト。
巨大なピラミッドや神殿など、歴史の物語を体感できることはもちろん、世界中からダイバーが集まる美しいビーチリゾートもあり、様々な過ごし方ができる国でもあります。
そんなエジプトは今、渡航可能な穴場の国なんです!
<※3月現在の現地情報>
エジプト国籍者以外はエジプト便出発の72時間以内のPCR検査による感染症の陰性証明が必要
また、下記の条件が陰性証明書に記載されていることが条件(6歳未満を除く)
・検体採取の日付と時間の記載
・認可された検査機関による押印
・綿棒を用いた拭い液による検体種別(咽頭部や鼻部など採取部位の別)の記載
・RT-PCR法による検査であることの記載
・英語もしくはアラビア語にて記載があること
(その他要件航空会社によって異なりますのでご注意ください)
日本帰国時にはエジプトから日本へ出発する72時間以内の検査証明書の提出が必要です。
1位 モルディブ
モルディブの各リゾートは1島1リゾート制(1周10~30分の島に1つのホテル)、海でのアクティビティが盛んです。
弊社オススメのホテルは「ココ ボドゥ ヒティ」滞在のプランです。
こちらのホテルは環境保護の一環としてウミガメ個体群を調査しています。
ハウスリーフで遭遇するすべてのウミガメは写真の識別によって個体を特定することができますが、新たに発見されたウミガメの場合は名付け親になることもできます。
<※3月現在の現地情報>
・日本を出発する96時間以内にPCR検査を受診し、コロナウイルス陰性を示す証明書(印刷された英文の証明書)を渡航時に携行。
・入国後にマレ市を訪問・滞在する場合、宿泊施設で10日間の自主隔離措置が必要となり、10日間の隔離措置後にPCR検査を実施。
・出発の24時間以内に、 オンラインにて「健康申告フォーム」を提出。
帰国時には現地便出発の72時間以内のPCR検査による感染症の陰性証明が必要です。
タイ(バンコク)・台湾の状況
とくにお問い合わせが多い人気の渡航先「バンコク」「台湾」の状況をお知らせいたします。
バンコク
※2021年3月24日時点
現在、バンコクでは多くのホテルが休業中。
現地オプショナルツアーは再開しています。
レストランやバーなどのお店は営業しています。
入国の場合、タイ政府の指定ホテルに14日間の隔離(自費)が必要となり、入国には、入国許可証、申告書、健康証明書、PCR検査の証明書、英文の医療保険証、14日間隔離施設の予約確認書、アプリ「ThailandPlus」ダウンロード登録が必要です。
台湾
※2021年3月24日時点
2021年3月1日から、「観光や一般的な訪問以外」の滞在目的であれば、「特別入境許可」の許可を得て渡航が可能となり、少し緩和されてきた印象です。
イベントや飲食店などはほぼ通常通りに再開されていて、街には活気が戻ってきていますが、旅行再開は、現地では早くても今年の秋以降ではないかと言われています。
まとめ
いかがでしたか?海外旅行について、イメージは掴めましたでしょうか?
スカイクルートラベルでは、お客さまのご希望にあわせた旅行プランへのアレンジが可能です。
また、日本帰国時の待機ホテルはGOTOトラベルキャンペーンの対象ホテルをご案内することが可能です。
※1月12日(火)から、GoToトラベルキャンペーンの一時停止が発表されています。
GOTOトラベルキャンペーン対象おすすめホテル
【成田空港付近】
成田エアポートレストハウス/成田東武エアポート/ミートイン成田
【羽田空港付近】
ザロイヤルパークホテル東京羽田/アイホテル京急蒲田/リリーフプレミアム羽田(蒲田)
【関西空港付近】
ホテル日航関西空港/オリエンタルスイーツ エアポート 大阪りんくう/ハタゴイン関西空港
お客さまに代わって当社が手続きいたしますので、面倒な申請も必要ありません。
ぜひお気軽にご相談ください。