きらきら輝くカリブ海と白砂のビーチが広がるメキシコの楽園「カンクン」。美しい自然だけでなく、マヤ文明の遺跡や多彩なアクティビティを楽しむことがき、世界中の旅行者を魅了しています。
カンクンには、食事やアルコールを好きなだけ楽しめる「オールインクルーシブ」のラグジュアリーホテルが集まっています。追加料金を気にせず、好きなときに好きなだけ食事やドリンクを楽しめるため、リゾート内でのんびり過ごしたい方にぴったり！
この記事では、カンクンの基本情報をはじめ、気候や観光スポットなどを詳しくご紹介します。
※本記事の内容は予告なく変更される場合がございます。最新の情報については、外務省の渡航情報などをご自身で必ずご確認お願いいたします。
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メキシコ・カンクンの基本情報
| 国名 | メキシコ合衆国 (Estados Unidos Mexicanos) |
|---|---|
| 首都/主要都市 | メキシコシティ |
| 共通語 | スペイン語 |
| 宗教 | キリスト教(カトリックが約80%) |
| 通貨 | メキシコペソ（1ペソ＝7.61円※2025.2現在） |
日本との時差
カンクンと日本の時差は14時間です。日本の方が14時間進んでいます。（日本が10:00のときカンクンは前日の20:00です）
以前はカンクンでもサマータイム（夏時間）が導入されていましたが、2015年に廃止されました。そのため、年間を通じて時差は15時間で変わりません。
また、メキシコシティとカンクンには1時間の時差があり、メキシコシティと日本の時差は14時間です。
日本からのアクセス
日本からカンクンへは直行便がないため、北米（アメリカまたはカナダ）やメキシコシティを経由するのが一般的です。
アメリカ経由なら便数が多く便利ですが、ESTA（電子渡航認証）の取得が必要になります。メキシコシティ経由の場合、カンクンとメキシコシティの2都市に滞在し、メキシコを周遊することも可能です。
所要時間は約16～22時間（乗継時間を含む）かかります。
チップの習慣
カンクンでは、チップの習慣があります。サービスに満足したら 10〜20% を目安に渡すと良いでしょう。
チップの支払い方法は、現金（メキシコペソまたは米ドル） が一般的です。
🍷レストラン・カフェ
- 通常のレストラン：合計金額の 15%程度
- 高級レストラン：合計金額の 20%程度
※会計時に「propina incluida（チップ込み）」と書かれている場合は不要です
※オールインクルーシブホテルのレストランは基本的にチップ不要です
🏨カジュアルホテル
- ポーター：荷物1個につき 50ペソ程度
- ハウスキーピング：1泊につき 50ペソ/部屋 程度（枕元に置く）
🏰高級ホテル
- ポーター：荷物1個につき 100ペソ程度
- ハウスキーピング：1泊につき 100ペソ/部屋 程度（枕元に置く）
🚕タクシー・配車アプリ（Uberなど）
- 通常のタクシー：チップは不要（料金交渉制が多いため）
- Uberや配車アプリ：料金の10%程度 をアプリ内で追加すると喜ばれる
🚶ツアーガイド・送迎
- ツアーガイド：ツアー代金の10～15％
- ドライバー：50～100ペソ程度
気候とベストシーズン
カンクンの年間平均気温は、約27℃（熱帯気候）です。
- 乾季（12月〜4月）：晴天が多く、過ごしやすい（観光のベストシーズン）
- 暑季（5月〜8月）：気温が高く、日差しが強いが海の透明度が高くシュノーケリングに最適
- 雨季（9月〜11月）：湿度が高く、スコールが発生しやすいが、ホテル・航空券が安くなる
観光入国の条件
1. パスポートの有効期限
残存有効期間：滞在予定日数以上の有効期限が必要です。
2. ビザ（査証）
観光目的での180日以内の滞在であれば、ビザは不要です。
3. 入国カード（FMM）
2022年12月より、紙媒体の入国カード（FMM）の使用が廃止されました。
4. 観光旅客税（VisiTAX）
キンタナロー州（カンクン）に到着するすべての海外からの訪問者は、VisiTAX（観光旅客税）の支払いが必要です。
料金：1人あたり17米ドル（2024年11月現在）
支払い方法：クレジットカード
支払い手続き：オンラインで事前に支払うことが推奨されています。
5. 入国審査時の注意点
自動化ゲート利用：自動化ゲートを利用して入国した場合、紙のレシートが発行されます。このレシートは出国まで保管が必要です。
6. その他の注意事項
海外旅行保険：加入が推奨されています。
復路航空券やホテル予約確認書：入国時に提示を求められる場合があります。
※最新の情報は、渡航前に必ずメキシコ大使館や公式サイトで確認してください。
カンクンの主要エリア
ホテルゾーン（Zona Hotelera）
カンクンの観光の中心地で、高級リゾートホテルやビーチが連なるエリア。カリブ海に面した美しい白砂のビーチが広がり、オールインクルーシブホテルが多いエリアです。
ショッピングモールやレストランも充実しており、観光客向けの施設が揃っています。
🪸プンタ・カンクン（Punta Cancun）
ホテルゾーンの北部に位置するプンタ・カンクンは、カンクンのナイトライフの中心地で、クラブやバーが集まる賑やかなエリア。
有名な「ココボンゴ」などのナイトクラブがあり、夜になると多くの観光客が訪れます。繁華街にはレストランやショッピング施設も充実しているため、日中も楽しめるスポットが多いのが特徴です。
ダウンタウン（Centro）
カンクンのローカルな雰囲気を味わえるエリアで、観光地価格よりもリーズナブルなレストランやマーケットが多くあります。市場「メルカド28」や、カジュアルな屋台でメキシコ料理を楽しめるのが魅力です。
長期滞在者やバックパッカーにも人気があります。
離島
カンクンから日帰りで訪れられる絶景の離島があります。特に「イスラムヘレス島（Isla Mujeres）」は、美しいビーチとのんびりとした雰囲気が魅力で、シュノーケリングやゴルフカートでの観光が人気。
「コスメル島（Cozumel）」は世界屈指のダイビングスポットとして知られ、透明度の高い海でサンゴ礁や海洋生物を間近に楽しめます。
カンクンから行ける！おすすめの観光スポット
チチェン・イッツァ（Chichén Itzá）
カンクンから車で約3時間の距離にある、世界遺産「チチェン・イッツァ」は、マヤ文明の壮大な遺跡群のひとつ。ピラミッド型の「エル・カスティージョ」は、春分・秋分の日に蛇が降りてくるように見える神秘的な光景で知られています。
広大な敷地には、神殿や球技場、天文台など、マヤ人の高度な技術を感じるスポットが点在。マヤ文明の歴史に触れながら、ロマンあふれる遺跡探訪を楽しめます。カンクン旅行の文化的ハイライトとして外せないスポットです！
セノーテ（Cenote）
セノーテとは、太古の昔から神聖な場所とされてきた神秘的な天然の泉です。
ユカタン半島に点在するセノーテのなかで特に有名なのは、「グラン・セノーテ」や「ドス・オホス」など。
エメラルドグリーンやターコイズブルーに輝く水は透明度抜群でシュノーケリングやダイビングを楽しむことができます。
洞窟の中に光が差し込む幻想的な景色はまるで異世界。リゾートとはひと味違う、神秘的なカンクンの自然を満喫できるスポットです。
トゥルム遺跡（Tulum）
カンクンから車で約2時間、トゥルム遺跡は、マヤ文明の名残を感じられる城壁都市の遺跡です。
遺跡の中でも「エル・カスティージョ」のカリブ海を背景に佇む姿は、まさに絶景！崖の上から広がる海とのコントラストは、息をのむ美しさです。
フォトスポットも多いため、写真好きの方にもおすすめです！
リオ・ラガルトス（Río Lagartos）
メキシコ・ユカタン半島の北部に位置する「リオ・ラガルトス」は、手つかずの自然が広がる生態保護区。ピンクラグーン「ラス・コロラダス」とフラミンゴの大群が見られることで知られています。
また、ボートツアーでは、マングローブの森を巡りながらワニや珍しい鳥類を観察でき、泥パック体験も楽しめます。
カンクンから日帰りでも訪れられるフォトジェニックなスポットです。
カンクン海底美術館（MUSA：Museo Subacuático de Arte）
カンクン海底美術館（MUSA）は、世界でも珍しい水中アートミュージアム。2009年に設立され、カリブ海の海底に約500体の彫像が沈められています。
訪問はツアーに参加するのが一般的で、シュノーケリングやダイビングで鑑賞できます。透明度の高い海の浅瀬に設置されてるため初心者の方でも安心して神秘的な水中アートの世界を体験できます。
幻想的な光景は、まさにカンクンならではの魅力です。
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