ポルトガルは、ヨーロッパ最西端の隠れた名旅先。
カラフルな街並みや可愛い路面電車、色鮮やかなアズレージョなどフォトジェニックな景色が広がります。世界的に有名なワインの生産や、おとぎ話のような宮殿など、ポルトガルには見どころがたくさんあります。
また、美味しい海鮮料理やエッグタルトなどのグルメも魅力のひとつ。歴史と美食を楽しみながら、ゆったりとした時間を過ごせるおすすめの旅行先です。

アズレージョが美しい
この記事では、ポルトガルの基本情報をはじめ、気候や観光情報などを詳しくご紹介します。
※本記事の内容は予告なく変更される場合がございます。最新の情報については、外務省の渡航情報などをご自身で必ずご確認お願いいたします。
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ポルトガルの基本情報

絶景のドン ルイス1世橋
国名 | ポルトガル共和国 |
---|---|
首都 | リスボン |
公用語 | ポルトガル語 |
宗教 | キリスト教(カトリックが圧倒的多数) |
通貨 | ユーロ(1€=約157円※2025.2現在) |
日本との時差
ポルトガルと日本の時差は9時間です。日本の方が9時間進んでいます。(日本が8:00のときポルトガルは前日の23:00です)
サマータイム(夏時間)実施期間中の時差は8時間です。サマータイムは3月の最終日曜日2:00から10月の最終日曜日3:00までです。
また、ポルトガルの本土とアソーレス諸島には1時間の時差があり、アソーレス諸島と日本の時差は10時間です。
日本からのアクセス
日本からポルトガルへは直行便がないため、ヨーロッパや中東を経由するのが一般的です。
ヨーロッパ系(KLM、ルフトハンザなど)は乗り継ぎ地がポルトガルに近く、移動時間が短いですが、料金が高めです。また、シェンゲン協定最初の乗り継ぎ地で入国審査が必要になります。
中東系(エミレーツ、カタール航空など)は価格が安く機内サービスが充実していますが、飛行時間が長くなる傾向があります。
所要時間は約17~23時間(乗継時間を含む)ほどかかります。
チップの習慣
ポルトガルのチップの文化は強くありませんが、サービスに満足した場合に渡すのが一般的です。義務ではありませんが、観光地では期待されることが多いです。
☕レストラン・カフェ
- 通常のレストラン:釣りの小銭や合計金額の5〜10%
- 高級レストラン:合計金額の10%程度
🏨ホテル
- ポーター:1〜2ユーロ程度
- ハウスキーピング:1〜2ユーロ程度(枕元に置く)
🚕タクシー
- お釣りをもらわず切りのいい額に(例:9.5ユーロなら10ユーロ渡す)
気候とベストシーズン
ポルトガルは年間通して温暖で過ごしやすい気候ですが、地域によって特徴が異なります。
観光のベストシーズンは春か秋!ビーチリゾートを楽しむなら夏が最適です!ただし夏は観光客が多く、料金が高騰する傾向があります。
秋は、ワインの収穫(9月〜10月)などのイベントが多く、冬はクリスマスマーケットも楽しめます。
- 春(3月〜5月):気候が穏やかで観光しやすい
- 夏(6月〜8月):乾燥していて暑い
- 秋(9月〜11月):気候が穏やかで観光しやすい
- 雨季(12月〜2月):雨が多い
観光入国の条件
1. パスポートの有効期限
出国時に3ヵ月以上の有効残存期間が必要です。 また、査証欄の空白が2ページ以上必要です。
2. ビザ(査証)
観光目的での入国の場合、6ヵ月で90日以内の滞在であれば、ビザは不要です。
3. ETIAS
2025年より、 ETIAS申請が必要になる予定です。
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ETIAS公式サイト
※最新の情報は、渡航前に必ずポルトガル大使館や公式サイトで確認してください。
ポルトガルの6つの地域
1.ポルトガル北部(Norte)

「ボン・ジェズス」の階段
ポルトガル第2の都市であるポルトを中心とした地域です。
「ポルトガル発祥の地」と呼ばれるギマランイスや、世界遺産に登録されているポルトの歴史地区など、歴史や文化を感じることができます。
「祈りの町」といわれるブラガでは、アズレージョで彩られた美しいカテドラルを見ることができます。
また、ポートワインの産地として有名で、グルメ旅にはかかせない地域!
ドウロ渓谷の葡萄畑や緑豊かなジェレース国立公園など、大自然も堪能できます。
★こんなことが楽しめる
・ポートワインのセラー見学
・ドン・ルイスⅠ世橋を歩く
・世界一美しい書店
・ブラガ近郊の巡礼地「ボン・ジェズス」の階段
2.ポルトガル中部(Centro)

世界遺産のコインブラ旧大学
ポルトガル第3の都市であるコインブラを中心とした地域です。
丘の上に広がるコインブラ旧大学は中世の面影が色濃く残り、世界遺産に登録されています。美女と野獣にでてくる図書館にそっくりなジョアニナ図書館もここで見学することができます。
水の都・アヴェイロは「ポルトガルのヴェネツィア」と称され、カラフルな船が浮かぶ運河はまるで絵に描いたような美しさ!
また、山岳地帯では壮大な自然も満喫できます。文化と絶景が調和するポルトガルらしい村への訪問もおすすめです!
★こんなことが楽しめる
・カラフルなアンブレラ・スカイはアゲダが発祥
・アヴェイロで運河クルーズ
・森の中の宮殿ホテルに宿泊
3.リスボンと周辺の地方(Lisboa e Vale do Tejo)

黄色い路面電車
首都リスボンを含むエリアで、経済・政治の中心です。
リスボンでは、黄色い路面電車に揺られ、絵はがきのような美しい街を散策できます。
ポルトガルで有名なエッグタルト(パステル・デ・ナタ)の食べ比べや、市場でポルトガル料理を食べ歩きなど、グルメも充実!
宮殿や修道院、美術館も点在していて、建築や芸術を堪能できます。
シントラでは世界遺産のレガレイラ宮殿で、迷宮に迷い込んだような体験ができます。
★こんなことが楽しめる
・シントラのレガレイラ宮殿と庭園を見学
・ユーラシア大陸最西端のロカ岬へ
・民衆音楽のファドを鑑賞
・新鮮な海鮮料理を堪能
4.アレンテージョ地方(Alentejo)

広大なブドウ畑
アレンテージョ地方は、ポルトガルの中でも特に穏やかで美しい田園風景が広がるエリアです。広大なオリーブ畑やブドウ畑が続き、世界的に評価されるワインやオリーブオイルの産地として知られています。
歴史的な街エヴォラには、ローマ神殿や白壁の美しい旧市街があり、世界遺産にも登録されています。
素朴ながらも上質なグルメや、のんびりとした時間を満喫できる、大人のための癒しの旅先です。
★こんなことが楽しめる
・ルドンドの工房でお気に入りの陶器を探す
・美しい村モンサラーシュへ訪問
・アズレージョが美しいロイオス教会へ
・ワインテイスティングツアーに参加
5.アルガルヴェ地方(Algarve)

ベナジル洞窟
ポルトガル最南端に位置するアルガルヴェ地方は、ヨーロッパ屈指のリゾート地として有名です。美しいビーチと、波に削られた奇岩が織りなす絶景を楽しむことができます。
1年を通して温暖な気候で、ゴルフやマリンスポーツも楽しめます。
アルガルヴェ地方の玄関口であるファロは、美しい白い街並みが広がります。城壁に囲まれた旧市街は、中世の面影を感じることができます。
リスボンやポルトとはまた違ったポルトガルの一面を感じられるおすすめの地域です。
★こんなことが楽しめる
・ボートツアーで行ける無人島へ訪問
・絶景のビーチでのんびり
・洞窟をカヤックで巡る
6.マデイラ・アソーレス諸島(Madeira e Açores)

セテ・シダーデス湖
大西洋に浮かぶマデイラ島とアソーレス諸島は、大自然が広がるリゾート地。どちらも火山によって形成された島々で、ポルトガル本土とは異なる独自の文化や風景が楽しめます。
マデイラ島は「大西洋の真珠」とも呼ばれ、ハイキングや名産のマデイラワインを楽しめます。フンシャルのカラフルな街並みも魅力です。
アソーレス諸島はポルトガル本土から約1500km西に位置する9つの島からなる群島です。サン・ミゲル島のセテ・シダーデス湖では神秘的な青と緑の絶景を楽しめます。
ホエールウォッチングやハイキングなど壮大な自然に包まれながら、心癒される特別な旅が叶います。
★こんなことが楽しめる
・幻想的な森の中をハイキング
・希少なピコ島のワインを堪能
・火山活動による天然の温泉へ
・世界有数のスポットでホエールウォッチング
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